ONE TEAM PROJECT

03 YOSHIKI × 山中 伸弥

スペシャル対談 
2020へのプレリュード

日本だけに留まらず、世界に活躍の場を広げるX JAPANのリーダー YOSHIKIさんと、2012年、iPS細胞の研究でノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授。
多忙を極めるトップランナー同士の対談は、YOSHIKIさんのディナーショー終演後のステージを舞台におこなわれました。

対談する二人
ディナーショーポスター

「ふたりの初めての出会いは京都のそば店でしたね(笑)」。対談の冒頭、二人のなれそめが明らかに。今回は、YOSHIKIさんが持つ3枚のカードから山中教授が1枚を引き、そこに記されたテーマについて語り合う形式で対談が進行するのですが、1枚目のカードを引く前から二人はいきなりヒートアップ。 山中教授が柔道・ラグビーという学生時代のスポーツ経験を経て、選手を治したいとの強い想いから整形外科医としてキャリアをスタートさせたこと、YOSHIKIさんも実は柔道経験者であることなど、普段はなかなか聞けないエピソードがたくさん飛び出しました。

カードを引き語り合う二人, 山中教授, YOSHIKIさん

2020に向けた想い

最初に引いたカードは<2020への期待>。
「研究はもちろん好きですが、スポーツも大好きなんです」。山中教授は、世界中から頂点を目指す選手たちが日本にやってくる東京2020大会が本当に楽しみなのだそう。さらに、「世界に日本をアピールする最大のチャンス。こんな機会はめったにない」と熱弁を振るいます。そして、開催地が日本に決まったとき体に稲妻のような衝撃が走ったというYOSHIKIさん。「西洋人でなくても、日本人でも、ミュージシャンとして世界で活躍できるというレベルに、2020年までに行き着きたい」。穏やかな語りの中に、熱く燃える想いが込められていました。

1964から2020へ

2枚目のカードは<オリンピックの思い出>。
「まだ2歳だったので記憶はないんですが、数年後再放送された映像で、日本の伝統的なスポーツである柔道の試合で日本人選手が外国の選手に負けたことに驚きました。今振り返ると柔道が国際的スポーツの始まりだったんですね。」と東京1964大会の思い出を語る山中教授。YOSHIKIさんは「1964年は生まれる前だったので、思い出といえるものはありませんが、とにかく東京2020大会が全ての人にとって素晴らしい思い出となってほしい」。他の都市で開催された過去大会の思い出ではなく、今の二人のオリンピックへの興味はやはり「東京」に集中しているようでした。

パラアスリートのチカラ

最後のカードは<パラリンピックの意義>。
スポーツを愛する山中教授は、パラスポーツへの造詣も深く、自身が出場したマラソン大会でのリオ2016大会銀メダリスト道下選手(女子マラソンT12)との交流エピソードや、世界のパラアスリートには非公式ながらオリンピックを上回る記録を出す選手もいることなど、話が尽きることがありません。「とても背中を押されますよね。やはり人は使命を持って生きていると思うんです」。YOSHIKIさんは、パラアスリートから大きな力をもらっていることを伝えました。

ピアノの鍵盤

2020への約束

対談の終盤、YOSHIKIさんから名曲「Forever Love」の生演奏というサプライズプレゼントが。「生きててよかった!」と満面の笑みを浮かべる山中教授。「2020年、大会の時期はお互い日本にいたいですね」。「ぜひ一緒に観戦しましょう、ワインでも飲みながら」。最後に二人は固い握手で熱い約束を交わしていました。

二人で「X」ポーズ

MAKING MOVIE

YOSHIKI
ミュージシャン

ソングライター、ドラマー、クラシックのピアニストとして活動。
これまでに天皇陛下の奉祝曲、愛知万博の公式イメージソング、ハリウッド映画のテーマソング、そして世界最高峰のゴールデングローブ賞の公式テーマ曲までプロデュースしている。
YOSHIKI率いるX JAPANは、これまでにアルバム・シングルを合わせて、3000万枚を超える売上げを誇り、東京ドームを18回にわたり満員にした伝説的な記録を持つ。
2014年、米・マディソンスクエアガーデン、2017年1月、米・カーネギーホール(YOSHIKI単独公演)、同年3月、英・ウェンブリーアリーナ(現SSEアリーナ・ウェンブリー)公演を大成功させ、音楽の3大殿堂を制覇するという記念すべき快挙を成し遂げた。

また音楽活動以外にも、米国非営利公益法人501(c)(3)「YOSHIKI FOUNDATION AMERICA」の設立や、外務省が開設した日本文化の発信施設「JAPAN HOUSE」のアドバイザー就任、また自身が立ち上げた着物ブランド「YOSHIKIMONO」のデザイナーとしての顔も持ち、活動は多岐に渡る。

山中 伸弥[やまなか しんや]
京都大学 iPS細胞研究所 所長

1962年9月4日生 大阪府出身。
1987年に神戸大学医学部卒業後、1993年に大阪市立大学大学院医学研究科博士課程修了。
米グラッドストーン研究所博士研究員、奈良先端科学技術大学院大学遺伝子教育研究センター教授などを経て、2004年に京都大学再生医科学研究所教授に。そして2010年4月からは、現職の京都大学 iPS細胞研究所所長に就任した。
京都大学再生医科学研究所教授を務めていた2006年に、世界で初めてマウスiPS細胞を、2007年にヒトiPS細胞を樹立。
その後、2012年にはiPS細胞を初めて作製した功績が評価され、ノーベル医学・生理学賞を受賞。
日本で19人目、生理学・医学賞では日本人で25年ぶり2人目となる受賞であった。

ノーベル医学・生理学賞のほかにも、独のマイエンブルク賞、ロベルト・コッホ賞、カナダのガードナー国際賞、米アルバート・ラスカー基礎医学研究賞、イスラエルのウルフ賞医学部門など国内外の科学賞を多数受賞している。

研究者としての顔だけでなく、フルマラソンに出場するなど、スポーツマンとしての一面も持つ。2017年も「京都マラソン」に出場し、3時間27分45秒という記録で自己ベストを更新した。

  • BACK

東京2020 参画プログラムとは

2016年10月より、全国各地で様々な東京2020関連イベントが開催されています。 これは、東京2020大会の 大会ビジョンのもと、スポーツだけでなく、文化芸術や地域での世代を越えた活動、被災地への支援など、 参加者自らが体験・行動し、未来につなぐプログラムです。
あなたの街や地域で開催されるこれらのイベントに参加して、 あなたもいち早く東京2020大会を盛り上げていきませんか?

オールジャパンで大会につながろう!
東京2020参画プログラム スペシャルムービー